詩人しんごによる、記事へのアンサーポエム

10年来の友人である、詩人の「しんご」が、茨城からはるばる田川の「いいかねPalette」まで来て、長期滞在してます。

彼の特技は、即興詩です。
人やものをみると、即座に詩をかけるという、類まれな才能をもっています。

さきほど、しんごに
「お前、俺のブログ読んで、その記事について詩を書いたりできるん?」と聞いたところ、
「うん、できるよ」
…とのことでしたので、お言葉に甘えて書いてもらいました。
制作時間、全部で約30分ほど。すげぇ。

「伝える」のは簡単で難しい

僕は、タバコを吸いたいです。でも、タバコを吸いたくないです。 僕は、お金がほしいわけではありません。でも、お金がほしいです。 僕は、成功したいです。だから、失敗したいです。 以上、一見矛盾する3つの文章があります。 しか … 続きを読む

↑に対する詩はこちら。

「矛盾」

望んでるけれど
 望んでない
 矛盾性の行動に
 僕らは理由をつけて
 正論をつけている。

 ただ
 納得だけなら
 矛盾だけでもいいけれど
 結局
 着地点が欲しいんだね。

 伝わることに
 整頓したいんだ。
 伝わらないことにも
 どこか安心して。

 矛盾な心に
 正論を投げかけては 
 正当な言葉に
 昇華してるんだね。

 単純に
 答えにしたいのか
 単純に
 理由をつけたいのか

 ただ僕らは
 人間として
 言葉を
 整理したいだけなんだね

 #矛盾という伝え方の考察

言葉と次元

長方形の紙の両端にそれぞれ、A、Bと書き記します。 それをテーブルの上において眺めているだけでは、AとBは紙の両端にあるだけで、別の地点に存在します。 しかし、その紙を筒状に丸めて、AとBをくっつけると、この2点は同地点 … 続きを読む

↑に対する詩はこちら。

「パズル」

 言葉というパズルに
 ついて語るなら
 僕らは往々にして
 思考というピースを
 さ迷わせているんじゃないか。

 ピースは
 合致することのほうが
 きっと少なくて
 高度になればなるほど
 欠片が見える

 美しい
 羅列になればなるほど
 歪になっていく
 歪になればなるほど

 世界は歪んでいく
 歪んだとしても
 そこに気づけたとしたら
 それはそれでいいけれど

 きっと僕らは
 常に合理的なピースを
 探している

#言葉という高度なピースについて

執着

過去の投稿より。5年半住んだ家の引っ越しをしていたときに書いた文章です。 プラットフォーム:Facebook 投稿日時:2017年10月1日 たまたま、Appleのサイトに歴代iPhoneの写真が全て掲載されているページ … 続きを読む

↑に対する詩はこちら。

「執着」

 形や思い出に対して
 愛があるなら
 そりゃ苦しむさ。
 だってそれが
 思い入れというものだもの。

 生きてるうちは
 最低限の衣服や食事と
 住む場所があれば
 いいけれど。

 それだけでは
 何もならないのが
 人間だもの。
 僕らは抜け殻じゃなくて
 心があるから。

 大切なのは
 どうしたいかだけで
 執着するのは
 生きてる証なのかもね。

 執着が痛みに変わったら
 きっとそれが
 成長に変わるはず

#執着という名前の置いていくための愛情について

慣れ

新しい環境になるたびに、簡単に「使いにくい・わかりにくい」という表現をする人達がいます。 たとえば、ソフトウェアがアップデートされて見た目がガラリと変わったとき。 または、ハード機がリニューアル発売されて、ボタン配置など … 続きを読む

↑に対する詩はこちら。

「習慣」

 習慣だから
 これでいいんです。
 変革を行なわないことの
 理由にするには
 最適な言葉でしょう。

 慣れはある意味
 麻薬のようで
 あらゆる
 正当性を内包している
 そんな言葉です。

 惰性の成長は
 ただの退化になりえる
 そんなことを思います。

 それで
 いいんですかね。
 それで
 いいんですかね…。

 大切なのは
 習慣を変えるだけの
 変革だとおもいます。
 君もぼくも…

#慣れという名前の打開について

好きなことを仕事にできるって良いですね

僕は、音楽を作る仕事を10年間やってきました。 そういった話をすると、よく言われるセリフが「好きなことを仕事にできるって良いですね」というやつです。 そのたびに、毎回考え込んでしまいます。自分は音楽を作ることが好きだった … 続きを読む

↑に対する詩はこちら。

「好きなこと」

 表面上はそう考えられても
 好きなことではないものも
 沢山あるわけで
 それでも好きじゃなくても
 必要とされるもんはあるわけで。

 簡単に言われても
 困惑することもあるわけだから
 僕らはやっぱり
 簡単には決めない方が
 いいと思うんです。

 生きてないといけないから
 やることも沢山あるわけだから
 僕らは簡単に決めずに
 生きたらいいと思うんです。

 喜ぶものだとしても
 好きになるってことは
 別なことだから。

#好きなことは必ずしも喜びには繋がらないということ

期待と怒り

14年前、台湾に行った時の話。 夜中に小腹が減ったので、なにか軽く食べるもの買うためにコンビニに行きました。 レジの横にある透明なショーケースの中にあるフランクフルトが旨そうだったので、 台湾人の店員に話しかけ、指をさし … 続きを読む

↑に対する詩はこちら。

「マネジメント」

 怒りは
 持ちえることは
 禁忌ではないし
 正当な怒りであれば
 納得するもんだ。

 まず理不尽さに
 理由をつけるのやめよう。
 怒りで熱をもったままでは
 なにもならないから。

 理由を遵守しよう。
 それはとても大切だから。
 冷静さを纏えば
 それは怒りではなく
 正当な対話になるから。

#正当な怒りは対話と同意義になることについて

息子を一人で世話をした父親が気づいたこと

虎之介という、1歳4ヶ月になる息子がいます。 しかし、僕と妻の仕事の都合上、僕は田川市内、妻と息子は福岡市内と、少し離れた場所で生活していて、毎日会うことはできません。 妻は一人で、毎朝毎朝、虎之介の朝食の用意をし、保育 … 続きを読む

↑に対する詩はこちら。

「親」

 親になったことはないから
 簡単にはいえないけれども
 父母の差は必ずどこかにあって
 そこを考え出すと
 きりがないから。

 正しいことなんて
 必ずしもそれが
 全てのアンサーとは
 限らないから

 答えを求めるだけでも
 それはけして
 ないから

 父母の違いを楽しむのも
 また大切なのかな

#父母の違いについて

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