昨日、ダイエット終了のお知らせをいたしました。
その続きです。
ダイエットを達成した瞬間に、どんな感情が沸き起こったのか。
まずは、結論から言います。
「嬉しさ」4割。
そして、
「なんとも言えない感情」6割です。
いや、結論から言えてないですね。笑
「おぉおおっしゃー!!終わったぁ!達成感ハンパねぇ!俺かっけー!そして、食えるぅ〜!何でも食える〜!天国!天国!!!」
と、なると思ってました。
そう…1ヶ月前までは。
それから、徐々に目標値が近づいてきて、リアルに終わりを想像しだしたときに、
僕の中に、妙な感情が巻き起こってきました。
それは、「ダイエット生活が終わってほしくない」という、異常な感情でした。
その感情は、体重の低下とともに、徐々に大きくなっていき、
ついにダイエット達成の瞬間、嬉しさを超えてしまいました。
その瞬間は、僕がいったいどういう根拠で、どういう感情になっているのか、自分でも理解できておりませんでした。
今になって思い出すと、まだ少しはわかりますので、頑張って書いてみます。
「なんとも言えない感情」の内訳は、大きく2つです。
ホメオスタシス(現状維持機能)
まず一つ目は、「変わりたくない!」という感情です。
この感情の源にあると予想されるのは、人間だれしもに備わっている「ホメオスタシス」という機能です。
日本語にすると、恒常性維持機能といいます。
もっとくだけていうと、現状維持機能です。
人間には、本能的にこれが備わっていると言われています。
いえ、人間にかかわらず、すべての生き物には、現状維持機能が備わっています。
ホメオスタシスという言葉自体は、生物学の世界で、身体機能について使われる事が多いですが、精神についてもそうだと言われています。
なぜそんなものが必要なのか、簡単に説明します。
例えば、あなたは、1万年前にある森で生活している部族の一人だとします。
その森には、青いキノコと、赤いキノコ、2つのキノコが生えていました。
その部族は、代々、青いキノコしか食べておりませんでした。
しかし、あなたは常々「赤いキノコ、うまそうだな」と思っていました。
さてこのとき、あなたは今日、赤いキノコを食べるべきでしょうか。
正解は、NOです。
なぜなら、赤いきのこは毒キノコで、死んでしまうかもしれないからです。
興味本位で食べてみて、旨かったときのリターンに比べて、毒キノコだったときのリスクがハンパないからです。
科学や情報伝達手段が発達していない時代では、現状維持がベストの選択肢なのです。
なぜなら、昨日まで生きてこれたのに、今日以降のやり方を変えた途端、死の可能性がでてくるので、変えないほうがいいんです。
ちなみに、現代では、めったなことでは死なないので、やり方を変えるリスクよりも、変わることが出来ずに、ものすごい速さで進んでいく時代の流れに取り残されていくリスクのほうが大きくなっており、現状維持という選択肢は現代にマッチングしていないと思ってるんですが、
この話は本題からズレるのでここでは割愛します。
そういった、本能的な感覚により、僕は、
良い未来にしろ、悪い未来にしろ、「変わってしまうこと」それ自体に違和感を感じていたような気がします。
あれっ!
こんなに長く書くつもり無かったのに、もう1200文字超えてますやん…
今日はここまでにしときます。
続きはまた明日。
【追記】
続きを書きました。
“ダイエット達成瞬間の「なんとも言えない感情」Vol.1” への3件のフィードバック