夢の話

今日はSNSサルベージのコーナー。
寝ている間に見た夢の話です。

普段、夢を覚えていることは少ないんですが、このときの夢はゾッとするほどリアルで、
しかも、夢にしては作家が書いたんじゃないかというくらい脚本の構成がしっかりしており、考えさせられる内容でした。

前提としてお伝えしておきたい情報は以下のとおりです。

  • 僕は、福岡の大学を卒業し、大学の仲間たちとともに東京に活動の場を移し、音楽で食っていく夢を叶えるためにフリーランスとして仕事をはじめました。
    その後、会社を作ったあと、自分の会社を自ら退社し、
    地元田川に戻って自分と向き合わざるを得ないような仕事をはじめました。
  • 話の中で出てくる「俺の相方である、青柳貴哉氏」というのは、
    中学からの幼馴染であり、
    高校も同じで、
    大学時代は大学こそ別だったものの福岡界隈で違うバンドのバンドマンとして切磋琢磨し、
    その後ほぼ同じ時期に上京して、僕と二人でお笑いコンビを組んで吉本興業に入り、
    吉本を辞めた今でも、フリーのユニットとしてラジオ番組を一緒にやったり、
    一緒に司会業をやったり、
    LINEスタンプ制作などのクリエイティブ活動をやったり、
    何かとずっと一緒にやってきた間柄です。
    ちなみに彼は、AV女優のマネージャー経験者でもあるほどの、大のAV好きです。

前提情報は以上です。
それでは、お楽しみください。


[プラットフォーム]:Facebook
[投稿日時]:2012年01月20日

昨日見た夢がかなりリアルで、結構面白かったので、ここに残しておきます。
長いですが。


ふと気がつくと俺は、大学時代の友人数人と共に、巨大なテーマパークの入り口のようなところにいた。
テーマパークといっても、ディズニーランドのように視界がひらけた感じではなく、
木が生い茂り、建物が乱雑に立ち並び、視界も悪く、全体でどのくらいの広さなのかもわからない。
人間が整備して作ったのではなく、森を塀で仕切ってる感じ。

夢の中特有の感覚で、状況はぼんやりと理解できている。
どうも、今からこのテーマパーク全体を使ってゲームを行うらしく、
それに参加すべく、俺は今、友人と共に主催者の説明を聞いている。

主催者「はーい、じゃ、説明はじめまーす。よーく聞いとくよぉぉーに!」

主催者は、上下黒のスーツをバリっと着こなした、中年とも老人とも取れる痩せた男で、
例えるなら、爆笑問題の太田さんが10歳くらい老けた感じ。
主催者の説明によると、内容は以下のとおりらしい。

・ゲームの内容は「主催者のだすお題に答える」というシンプルなもの。
・お題に答えることができればゲームクリア。
・俺たち以外にも参加者はいて、すでにスタートしてテーマパーク内にいる。何人くらいいるかは分からない。
・クリアの権利があるのは、そのなかでたった一人だけ。
・クリアすれば、相当な名誉と賞金を手にできる。
・今まで数々の有名人も参加したが、「続けるのがツラい」という理由で途中リタイヤした人もいるし、クリアした人もいる。

勝敗抜きにして楽しみたいという気持ちが大半を占めていたが、
こういうのは、どちらかというと得意な方だと思っているので、正直あわよくば優勝してやろうという気持ちもあった。
そして、ゲームはスタートした。

「主催者の出すお題に答える」というシンプルなルールだが、
そのお題とやらがどこでどう出題されるかについては一切説明をうけてない。
「頑張って下さーいねーっ!ファイトっ!」と笑顔で手を振る主催者やスタッフ陣を尻目に、
とりあえず、スタート地点から道なりに奥へと進んでいった。

やはり、友人とワイワイやるのは楽しい。
道中、建物内を散策したり、休憩したりしながら、どんどん進んでいく。
道は一つだから、迷うことはない。

そのまましばらく歩いたところで、道のド真ん中に、突然とてつもなく大きな柱が現れた。
木が生い茂っているせいでずっと視界が悪かったので、本当に”突然現れた”という感じ。
柱の直径はだいたい10メートルくらい。高さは、これまた生い茂った木の枝に遮られて、どのくらい高いのかわからない。

さらに、近づいてよくみると、50cm程の長さのクギのような突起物が柱から無数に生えている。
クギを触ってみると、ゴムのような感触で、意外と柔らかい。
これを使えば柱を登っていけるかも、とも考えたが、人間の体重を支えられるほどの強度はないようだ。

諦めて道なりに進んでいこうかと思っていると、柱の死角になるところに、立て札のようにモニター画面が立てられていた。
モニターに流れている映像は、どうやらこの柱の登り方らしい。
二本のクギを編むように組み合わせ、それを螺旋階段上に作っていくことによって柱を登っていく方法が、
音はなく、画面上に文字テロップも出ず、淡々とループで流れていた。

なるほど、こうやって登っていけということか…、と理解した俺たちは、そのモニターの指示のとおり、柱を登ってみることにした。
最初はクギを編み合わせる作業に慣れず、戸惑っていたが、すぐに慣れた。
そして、ドンドン登っていった。
生い茂った木の枝を避けながら、どんどん登って行くと、空がひらけた。
それでもドンドン登っていった。
この先に、お題が待っているに違いない。
それに答えると、名誉と財産が手に入る。がんばれ、がんばれ、と。

どれくらいの時間が経ったかは、夢の中なのでよく分からないが、とにかく登って行くと、
雲を突き抜けた。
そこで待っていたのは、柱の終わりだった。
空中でスパッと切れていて、柱のてっぺんは綺麗な円状の大地のようになっている。
「やったー!ゴールだ!」と感動したのもつかの間。
どこを探しても肝心の、お題らしきものが見当たらない。
「しまったー騙されたー!」と嘆く俺たち。

友人たちは、とりあえず休憩しようと柱のてっぺんの広いスペースで横になりだしたが、
この時点でどうしてもゲームに勝ちたくなっていた俺は、
休む時間も惜しかったので、先に一人で柱を降りることにした。

クギで出来た螺旋階段はすでに編み込み済みなので、降りるのは早かった。
地面についた俺は、またお題を探すために、道なりに歩きだした。

さっきまでは友人とワイワイ楽しかったが、さすがに一人だときつい。
さらに、お題がどこにあるかも分からず、見つけても俺一人で解答を導き出せるか分からない。
というか、そもそも、このテーマパーク自体、どのくらい広いのか。
さっき登った柱のようなトラップが、何個くらい仕掛けられているのか…。

考えれば考えるほど、ゾッとした。
でも、まだまだ体力もヤル気も余っている。
ここで諦めるわけにはいかない。
安西先生の言葉が、脳内で何度も何度もループした。

道なりに進んでいく途中、何人か別の参加者とすれ違った。
あ、やっぱり俺ら以外にも人はいるのか、と思いながら笑顔で軽く会釈をして、
さらに進んでいった。
道の途中に何個か家のような建物をみつけたが、どうせこんなところにお題があるはずはない。
来る途中に、何度も調べたが、収穫はなかったじゃないか、と思い、
建物は無視して、どんどん道なりに進んだ。

さっきの柱のようなデカいアトラクション(?)がどこかにあるはずだ。
それをクリアすれば、その先にお題があるに違いない。
アトラクション…アトラクション…

しばらく歩くと、前にデカめの建物が見えてきた。
「よっしゃ!アトラクション!」と気合を入れて、小走りでかけ寄る。
近くについて、愕然とした。

到着したその建物は、スタート地点だった。
尋常じゃないほど酷い方向音痴の俺は、どうやら柱を降りた後、間違って折り返す道を進んできたらしい。
うわー、マジか…なんで気づかなかったんだろう…
そうか、行きは人とすれ違わなかったが、帰りは数人とすれ違った。
奴らは、俺らより後にスタートした人達だったのか…なんでもっと早く気付かなかったのだろう…

さすがに動き続ける気力もなくなったので、リタイヤするかどうかは別にして、
一旦スタート地点の建物の中でコーヒーでも飲んで休憩しようと思い、
建物の中に入った。

中に入ると、待合室のようなスペースで、
主催者ともう一人の男が、テレビを見ながら二人でなにかゴニョゴニョ話していた。

主催者「…なんだけど、どう思う?」
男「あー、全然分かんないっす!」
主催者「ははは、お前馬鹿だなー!」
男「いやちょっと!馬鹿ってなんすか!(笑)」

あれっ、この男の声、どこかで聞いたことあるな…と、
近づいてよくみると、俺の相方である、青柳貴哉氏だった。
うわ、貴哉くんもこれ参加してたのか!
と思い、話しかけようとしたが、
二人はまだ俺の存在に気づいてない様子で、会話を邪魔するもどうかと思い、しばらく会話をきいていた。

今気づいたが、二人が見ているテレビの内容は、ただの女優ものAVだった。
そして、会話の内容は、それはそれは下品な下ネタ。
貴哉くん、わざわざゲームに参加してまでサボってAVの話するとか、マジでどんだけ馬鹿なんやろ(笑)
と思いつつ、疲れきった俺も、ぼーっとテレビを眺めていた。
カットが切り替わり、女性が男性のイチモツを口でくわえ込んでいる映像が映しだされた。

主催者「あ、ほんじゃあ、この行為の名前は?」
貴哉「あっ、わかった!フェラチオ!」
主催者「正解ー!おめでとう!お前優勝な!」
貴哉「よっしゃー!!やったー!!賞金だー!!!」
主催者「ヒューヒュー!!!バンザーイ!」
貴哉「バンザーーーイ!ありがとうございまーす!!」

えっ、と思い、すぐに近づいて二人に話しかけた。

俺「ちょ、貴哉くんやん!何しよん!」
貴哉「キョンちゃん(彼は俺のことをこう呼ぶ)!おったんかい!俺優勝したばい!うわー、マジ嬉しいわー!」
俺「は?どういうこと?」
貴哉「だき、俺このゲーム優勝したちゃ!賞金ちゃ!!!」
俺「いや、意味がわからん」

パニクる俺に主催者が話しかける。

主催者「おう、おつかれ!今回は、こいつ優勝。お前ら全員失格!残念だったな!ハハハ!」
俺「ちょ、今の『フェラチオ』ってやつが答えだったんですか?いや、俺ら、建物散策したり、柱のぼったり、めちゃくちゃ大変だったんですけど!」
主催者「知らねえよ。俺最初に言ったじゃん。『俺が出すお題に答えたらクリア』だって。俺がコイツにお題だしてたの、お前聞いてたんだろ?こいつ答えたじゃん。こいつ優勝だよ。」
俺「ってか、いや、こんな、スタート地点の待合室で、いや、そんなの、聞いてないし、いや、あの」

主催者は続ける。

主催者「だからお前は馬鹿なんだよ。問題ってのは、問題らしい形のモンだけじゃないの。本当の問題って、問題らしい体裁してないの。」
俺「え」
主催者「みんな、何が問題かも分からないでさまよってるだけなんだよ。意外と、本当の問題って、シンプルで身近にあるもんなんだよ。」
俺「…」

言葉を失う俺。
ふと我に帰って、貴哉くんの方を見る。

俺「貴哉くん、マジすげえね…。もしかして、全部わかっちょったん?」
貴哉「え、ちゅうか、キョンちゃんが何を疑問に思っちょんかわからんのよ?」
俺「は?」
貴哉「この人がお題だすんやき、この人のそばにおらんと意味ないやん。逆に、なんでスタート地点から離れていったん?」
俺「うわああああああああああああああ」


ここで夢は終わった。
とても、不思議な夢だった。

〜fin〜

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