僕は、効率主義者です。
正確に言うと、一日の中でやるべきタスクをこなす上で、効率主義者です。
無駄が、徹底的に嫌いで、
一日の行動の中で、無駄をどれだけ排除して生きていけるかを常に考えています。
日常生活でいうと、以下のとおりです。
・服の種類は最低限にしており、なるべく同じ種類の服を多く所有し、毎朝の選択にかかる決断コストを省いています。
・靴はコンバースのワンスターの黒と決めており、生産中止になったのでヤフオクで探して3足所有しており、潰れたら1足ずつ買い足します。
・毎日毎日髪をセットするのが面倒なので、帽子をかぶっています。
・パソコンの作業で、毎回毎回単純作業を繰り返すのが面倒なので、1時間でも2時間でもかけて効率の良い方法を調べたり、ショートカットキーを身体になじませたりします。
・書類はどこに置いたかすぐにわからなくなり、探すのが面倒なので、すぐにスキャンしてデータで保存します。
さらに、パソコンのローカル上に置いておくと間違って消してしまってトラブルになるのが面倒なので、すぐにクラウド上に保存します。・毎日毎日朝起きて職場に通うのが面倒なので、職場に当直室を作り、寝泊まりしています。
・禁煙前、コンビニでタバコを買っていたときは、購入するためにコンビニに足を運ぶ回数を減らすため、必ずカートン買いをしていましたが、考えた結果、店員への言い方を完全に決めていました。
それは、「タバコ、カートンで、105番ください」です。
ポイントは2つです。
まず1つ目は、タバコの種類よりも「カートン買いをすること」を先に伝えること。理由は、バラ売りとカートンは置いてある場所が違うため、先に種類を伝えると、動きの良い店員ほど、バラ売りのところに手を伸ばそうとして、「カートンで」の一声で「おっとっと」みたいな動きをさせないといけないのが、無駄だからです。
2つ目は、タバコの種類を伝えるときに、「アメスピの黄色で」のような、品名と色やタール数で指定するのではなく、棚に振っている番号で指定することです。
なぜなら、今から買おうとするタバコは、店員にとっては数ある種類の一つなのに対して、僕にとっては毎日目にしているパッケージなので、陳列棚の中にほかのタバコと一緒に紛れていても、一瞬で見つけられます。色も図柄もイメージで記憶しているので、文字情報を頼りに一つ一つ照合しないといけない店員より僕のほうが絶対に早く見つけられます。
さらにいうと、混んでいるコンビニなら、店員が他の客を対応している間にフライングで探すことができます。圧勝です。
並んでいる先にパッケージを見つけて、番号で指定したほうが100%早いです。・納豆は混ぜるのが面倒なので、タレを満遍なく均等にかけて混ぜずに食べます。
・卵かけご飯、卵を割って醤油と混ぜて飯にかけるのが面倒なので、完成状態で出てきてほしいと思っています。
食卓まで卵を持ってきて割るのではなく、台所で割ってどんぶりに卵の中身をいれ、殻を捨てた状態で食卓に持っていきます。・ブドウは、皮と種を出すのが面倒なので、基本的に皮も種も食べます。どうしてもちゃんと味わいたいときは、一気に数個口の中に入れ、まとめて処理します。
・手羽先や骨つき唐揚げ、骨を残して食べるのが面倒なので、味は好きなのですが、自分から食べようと思いません。
・ポテトチップスは、手を洗うのが面倒なので、割り箸で食います。
・浜勝のゴマは、自分で挽くのが面倒なので、すでに挽いてるやつも置いといてほしいと思っています。
・照り焼きバーガーは、せっかく美味いんですが、食いにくく、口の周りと手が汚れると面倒なので、一口サイズにまとめたものを茶碗によそって、箸で食いたいと思っています。
・ファミレスの白飯セットは、洋食セットにすると平皿ででてきてフォークとナイフで食わないといけないのが面倒なので、茶碗で出てきて箸で食える和食セットにしてしまいます。
・手巻き寿司は、巻くのが面倒なので、もう、好き嫌い言わないので、巻いた状態で出てきてほしいと思っています。
以上、全部本気で思っていることか、もしくは実践していることです。
ですが、僕は知っています。
豊かな人生を送るためには、この面倒な無駄を省いてはいけないのです。
面倒な無駄を楽しむのが丁寧な生き方なのです。
なので、可能であれば今から3年くらいかけて一生分の面倒な無駄をまとめて効率良く経験し、
さっさと面倒経験時期を終わらせたいと考えています。
じゃないと、無駄に面倒です。
あぁ、とにかく、効率よく幸せになるために面倒なことを経験しないといけないのが、面倒です。
細かいことをいちいち面倒だと思ってしまうような面倒な性格でなければ、現代日本で生きていくのがこんなに面倒ではないのでしょうけど。