はじめて息子に怒鳴った日

今日、はじめて、2歳11ヶ月になる息子の虎之介に対して、大声で叱ってしまいました。

めちゃくちゃ落ち込んでます。


今日は、ひさしぶりに僕が夕食の準備を担当しました。
僕、妻、虎之介の3人分の皿うどんを作り、いただきますを行って食べ始めたんですが、
とにかく虎之介の期限が悪く、全然食べません。
僕と妻が一生懸命、

「どうした?何がいや?教えてくれたら虎之介の言うとおりにするよ」

と話しかけても、イヤだイヤだの一点張り。
それに対して、

「じゃあ無理に食べなくていいよ」

と言うと、それはそれでイヤな様子。
もう、何がなんだかわからない状況がしばらく続きました。

ここまでは、僕は冷静に見てました。
イヤイヤ期の子供がいうことを、すべてまともに受け止めていたら身がもたないと知ってますし、そもそも興奮した状態の子供と何を話しても無駄なんです。

それでも一生懸命僕と妻が話しかけていると、虎之介が、

「ちょっとだけがいい」

と言ったように聞こえました。
ただし、めちゃくちゃ泣きながら喋っていたので、はっきりとは聞き取れません。
その言葉を聞いた妻が小皿を用意して、ちょっとだけ皿うどんをいれてやると、
どうも望んでいたことではなかったらしく、
さらに泣きながら小皿から大皿に皿うどんを戻したあと、

皿うどんが少しだけ残った小皿を右手に持って、いすから立ち上がってブンブン振り始め、
あたりに、皿うどんのソースと具が飛び散りました。

その瞬間、それまではずっと冷静だった僕は、一瞬でピーク値を振り切ってしまいました。

虎之介のもとに走りより、
ガッと肩をつかみ、現時点で僕が出せる最大の声で

「なんしよんか!!」

と怒鳴り散らかしてしまいました。

今まで虎之介に対してそんな大声を出したことなどないので、虎之介はものすごく怯えた目で僕を見ました。

すかさず妻のフォローが入り、虎之介も冷静になったのか、おとなしくご飯を食べだしました。
しかし、しばらくのあいだ、僕が何を話しかけても生返事をするだけで、こちらを向いて話してはくれませんでした。


今思い返しても、あれは虎之介の躾のために叱ったのではなく、単純に感情に飲み込まれて出てしまった大声でした。
今まで、こんなことはなかったのに、なぜ今日に限ってプッツンきてしまったのか、自問自答してみました。

その答えとしてでたのが、おそらく、
「食べ物を粗末に扱ったから」です。

僕はそもそも、食べ物に対して敬意を払わない人間が嫌いで嫌いで嫌いでしょうがないんです。
栄養になるために自らを差し出してくれた生命を、無下にする行為が、たとえ愛する息子であったとしても絶対に許せなかったんだと思います。

あと、もう一つ言うなら、僕の作品を汚されたからというのも大いにある気がします。
たとえ、ただの皿うどんでも、僕の手を使って産み出した作品に変わりありません。
それを無下にされるのが、これまた許せなかったんです。
僕の作品を無下にされたから僕が嫌だったんではなく、
自分の息子が、作品を無下にするような行為を行ったことに対して許せなかったんだと思います。
これはおそらく、その皿うどんを僕が作ってなかったとしても同じように怒鳴っていたでしょう。
人間が魂を込めて作ったものは尊重されてほしいという気持ちが強すぎるんです。


僕は2年ほどかけて、ずっと自分の心と向き合ってきたつもりです。
正負を問わず、全ての感情をメタ認知する習慣をつくり、その訓練を徹底的にやってきました。
普段の生活の中では、相当できるようになってきました。

しかし、よりによって、最も大事な虎之介に対してのアンガーマネジメントができなかったという未熟さ。
悔しくて、悲しくて、たまりませんし、
虎之介に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

反省しています。

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