音声コンテンツについて、ここ数年、真剣に関わってきました。
その中で、最近仮定がほぼ確信に変わったんですが、
リズムと抑揚と声質と音質がめちゃくちゃ大事だと思っています。
つまり、歌に必要とされる要素と同じです。
そして音声の編集は、フェーダーのオートメーションを書いたり、リズム補正をしたりするのと同じです。
当たり前のことなんですが、あらためて感じたので書き記しておきます。
最初の一口を食いついてもらったり、人に紹介されるためには内容の良さが9割以上を占めていると思いますが、
一度聴いてもらったあとに、ずっと継続的に聴き続けてもらうためには、音楽の要素が超超超大事です。
人は、音楽的に心地よくない音をずっと聴いていられないんです。
これは、有意識がそうさせているのではなく、ほぼ無意識レベルで敏感に感じていて、
おそらく一般的なリスナーは、言語で説明できないレベルの無意識下で、視聴するかどうかの判断をしている気がします。
ちゃんと研究したわけではないので、確定的なことは言えませんが、
おそらく、僕の主観ではないはずです。
ついでにいうと、相槌もめちゃくちゃ大事です。
相槌は、休符を埋めるゴーストノートの役割を果たしています。
つまり、相槌がグルーヴを作るといっても過言じゃありません。
継続的に聴き続けられるための要素⇒“音楽的な聴き心地” ‥なるほど~!
「コテンラジオ」「新型オトナウィルス」のやり取りを聴いてても感じます。
相槌(合いの手?)も大事ですよね。
というか音声コンテンツに限らず、音声に関すること全般(会議とかプレゼンとか)でそうなのかも知れませんね。