投票アクションをモチベートするということ

都知事選、小池百合子さんが当選確実だというニュースが入ってきました。

SNSの様子を見てたら、「今回はマジで投票いけ、投票率あげよう、変えよう」みたいな意見が相当多く目に入ってきてました。

しかし…、結果がでたあとの後出しジャンケンみたいでちょっと気がひけるんですが、まぁ思っていることなので正直に申しますと、そう簡単に変わらないだろうなと想像していて、見事にその通りでした。

なぜなら、「選挙に行くべきだから行け」とか「選挙に行かないと損する」とかいうモチベで行動する人種の浮動票はもうすでに枯渇してるような気がしていたからです。
つまり、べき論や損得感情で動く人は、もうすでにずっと前から動いてる、と。
選挙に行かないのは、それらによって動かされない人たちなんだと思います。

では、そんな人達をどうやって投票所に足を運ばせるか。
そのためには決して、
「選挙にマジで絶対死んでも行くべきだから行け」とか、
「選挙に行かないと、マジでほんとめちゃくちゃ損する。どのくらい損するかというともう相当する」のような、「強くする手法」では無理だと思います。

そもそも、何に対してモチベが湧くか人によって違います。
なので、その人に沿った形でモチベートしないとダメだと思います。


なんか、そんなことを、
嫌がる息子をどうやって風呂に入れるかで悩む時に考えたりします

たとえば、2歳の息子に「ご飯の後はお風呂に入らないとダメ!」とか「お風呂に入らないと体がクサくなるから入った方がいいよ!」とか言ったところでぜんぜん泣き止まず、動かすことができません。

人を行動させるって、そんな簡単なことじゃないんでしょうね。

まぁ、しかし、ここにきてふと思うのは、
人を操作しようとすることが本当にいいのかどうかというまた新たな疑問です。

自分が生活している社会にたいして不満があり、声をあげても変わらないのであれば、
いっそのこと今いる社会を飛び出すことも選択肢にいれるべきなんじゃないかと。
別に、東京に、日本に、住むことを強制されているわけではないんですよね。


ちなみに、一応言っておきますと、僕は小池さんのことを肯定も否定もしておらず、政治的な思想は一切ないです。ただただ、起こった事象を客観的に観てるだけです。

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