僕は、勝手に、無許可で、田川現金撲滅委員会なるFaceboookグループを立ち上げました(許可いるんか?)。
こちらになります。
https://www.facebook.com/groups/genkinbokumetsu/
このグループの目的は、とにかくキャッシュレス化を推進させることです。
世界のお金を、もっともっとスムーズに移動しやすくするために、お金は物質であるべきだというくだらない先入観、固定観念から人々を解き放ち、自由にするための活動です。
…などというと大げさですが笑
要は、キャッシュレス化に対して、
正しい知識がないせいで生じる漠然とした不安感をもっている方、
そもそも何がどう便利なのかを知らない方、
興味はあるものの、初期設定が面倒で一歩を踏み出せない方。
そんな方々の背中を後押しできればと思って作りました。
実際、僕は施設運営をやってて痛感してますが、現場で現金のやりとりが一切発生しなければ、相当便利になります。
- レジ開け、レジ締め業務がなくなる
- 会計時のミスがなくなる
- おつりを用意しなくてよくなる
- 現金売上を銀行口座に入金する手間が省ける
- 盗難リスクが減る
…といった感じです。
さて、キャッシュレス化への思いはこれくらいにしておいて、
ここで田川現金撲滅委員会のグループボードに投稿された記事をご紹介します。
この記事には、いたく感銘を受けました。
詳しくは上の記事を読んでいただきたいのですが、ご祝儀をキャッシュレス化するメリットが、めちゃくちゃでかいです。
まずは、参列者視点のメリットを引用させていただきます。
- 新札を入手しなくていい
- ご祝儀袋を用意しなくていい
- ご祝儀袋に名前を書かなくていい
- (マネーフォワードなどの家計簿サービスと同期すると)家計簿に手動入力しなくていい
僕くらいになると、この4つのメリットだけでもヨダレがでそうです。
そして、新郎新婦側のメリットがこちら
- 楽なので参列者に喜んでもらえる
- 当日の大金管理からの開放
- 集計が楽
僕は結婚式をやったことがあるので、めちゃくちゃわかります。
特に、2と3です。
で、さらにもうちょっと付け加えさせていただくと、
(みなさんがどうなのかよく知りませんが、)僕のときは、式場への支払いが式の当日より前でした。
ということは、入金より支払いのタイミングが先にきます。
つまり、人によっては数百万レベルのお金を準備しないといけないということです。
一人3万円だとして、100人規模なら300万円です。
もし、支払いのタイミングよりも前に銀行振込などでご祝儀を貰うことができれば、
金策に走らなくていいわけです。
ちなみに、僕の場合は、ゼクシィのサービスを使って数百万を借りました。これが結構大変でした。
また、結婚式をやったことがない方からするといやらしい話に聞こえるかもしれませんが、
結婚式の予算を確定させる際に、ご祝儀総額の概算を出す必要があります。
この人はいくらで、この人はいくらで…ってのを予想して合計します。これは、必ずやる作業だと思います。
予想と実際の額がピッタリ合っているのが理想ですが、もちろん、フタをあけると、結構ズレてたりします。
ハイ。事前決済にすると、この問題も解決です。
さて、ここまで読んで、どうお考えでしょうか。
こう思う方もいるのではないでしょうか。
「いやいや、ご祝儀を振込で渡すなんて味気ない。やっぱり現金をこの手で渡してこそ、本当の思いが伝わるんだよ」
…と。
ただ、現場をよくよく思い出して下さい。
ご祝儀袋を受け取るのは、受付係です。
そうなんです。本人に手渡しするわけじゃないんです。
気持ちを直接伝えるもへったくれもないんです。
一昔前までは、簡単に振込といってもいちいちATMまで出向く必要があり、逆に面倒だったと思います。
でも、今ならスマホでピピピで、振込完了です(万が一、モバイルバンキングサービスを使ってない方がいたら、今すぐ契約して下さい)。
ちなみに、クレカだと入金タイミングが遅くなりますし、LINE Payなんかだと一日の出金額の制限がありますので、僕は銀行振込で必要十分だと思ってます。
振込手数料なんてものは、新札を用意する時間コスト、封筒代、筆ペンを用意するストレス、宛名を書く時間コストなんかを考えると、余裕でペイできると思います。
以上で、言いたいことはだいたい言いました。
上のブログ筆者の方も、
「※現金でのご祝儀を根絶したいわけではなく、いろんな支払い方法の選択肢を与えてくれた新郎新婦のホスピタリティに感激したという話です。」
と書いてましたが、ここについては僕もそう思います。
僕個人としては現金を撲滅したいと思ってますが、これはあくまでも個人的な好みでしかなく、僕の思想を世の中全員に無理矢理押し付けることはできないということも理解してます。一応大人なので。
だから、僕は、選択肢が欲しいだけです。
現金手渡しかキャッシュレス決済か、ご祝儀を貰う側も払う側も、選択する権利があると思っています。
現在の、現金主義のみが横行する日本の古い冠婚葬祭文化が、少しでも柔軟に変化することを願っています。
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