仕事ができる人、できない人

「仕事ができる人とは?できない人とは?」

これは…中々難しいお題をいただいたものです。
「仕事ができる」ってなんなのかっていう定義がまず難しいです。

仮にここに、部長に命令されたことを満足にできない平社員がいるとして。
そんな何も出来ない平社員を見つけた課長が、
「おいおい、俺がいないと何も出来ないじゃないか。俺に相談しろよ」
ってな具合で平社員を助けたとして、
それにより課長は自己効力感を得て、仕事へのモチベーションがあがり、
結果的に会社全体として成果がでたとします。
このとき、何も出来なかった平社員は、自分の意図する形ではなかったとしても、十分会社に貢献したこととなります。
つまり、「いい仕事をした」と言っても過言じゃないわけです。

そう考えると、世界中の全てが意味があるものとして見えてきてしまい、
仕事ができているかどうかなど、状況や解釈次第でいくらでも価値が変わってきてしまいます。

…ただまあ、それを言ってしまうと議論が何も進まないので、
ここでいう「仕事ができる」とは、
単純に、上司の指示を高いパフォーマンスでこなしたり、
目指すべき目標に対して、効率よくスムーズに作業をすすめていくことだと便宜上定義します。


その上で、僕が勝手に思う「仕事が出来る人」の条件が2つあります。
まず1つ目は、「自分の能力を正確に把握している人」です。

1,自分の能力を正確に把握している人

逆説的に考えてみます。
僕が思う、最も仕事が出来ない人とは、
「自分は出来ると思いこんで仕事を受け、最終的に出来ずに結果を出せない」という人です。
これが最もダメなパターンです。
優秀な人は、自分に何が出来て、何が出来ないか、把握しています。
その上で、業務の割り振りをします。
ここは自分がやる。そのかわり、この部分は自分が苦手なので、出来る人にお願いする。
これができれば、別に能力的に全てが優秀じゃなくてもいいわけです。
出来ないなら、ブラックボックス化して全ての責任を負うようなバカな真似はやめて、
さっさと人に振ってしまったほうが自分を含めて全員がハッピーになれます。
能力が低くても、人に上手く甘えることができれば、十分仕事ができます。

で、逆に、スペックが高くても、自分に自信がなくて、
本当は十分こなせる業務なのに、ビビって人に振ってしまう人も、仕事が出来ない人と言えます。
自分というリソースを最大限活かせてないので。

つまり、一言でまとめると、「自分を理解できているかどうか」が重要です。

2,モチベーションコントロールができる人

そして、「仕事が出来る人」のもう一つの条件。それは、
自分自身のモチベーションをコントロール出来る人です。
僕が思うに、一部の生まれ持った才能が必要な仕事以外は、仕事の成果にはモチベーションが大きく関わると思っています。
関わるどころか、決めてしまうと言っても過言じゃありません。

仕事が出来る人は、自分が何をしたらテンションがあがり、何をしたら落ち込んでモチベーションが下がるか、知っています。

自分は、お金を稼ぐことが好きなのか、社会の中で居場所を見つけるのが好きなのか。
集中して緻密な作業をしているときが好きなのか、全体を把握しながら業務をさばいているときが好きなのか。
朝に仕事をするのと、夜に仕事をするのとではどちらが好きなのか。
出来た時にご褒美を与えるほうが効くのか、出来なかった時に懲罰を与える方が効くのか。
生活拠点を田舎に置く場合と都会に置く場合、どちらが楽しく働けるか。
組織の中に属するのが好きなのか、組織を治めるのが好きなのか。

これらを把握して自分がテンションが上がる方向に自分をもっていくだけで、あとは意識せずにパフォーマンスが上がるはずです。
この見極めができるかどうか。それが、仕事できるかどうかだと思います。

つまり、一言でまとめると、「自分を理解できているかどうか」が重要です。

結論

あれっ!
大事なのは2つだと言いましたが、結局まとめると一つでしたね。

仕事ができる人とは、「自分を理解できている人」ということになりました。

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