出産当日〜一年前、分娩室にて〜

昨日の続きです。
昨日の記事はこちら。

その後、控室に妻と妻のお母さんと僕の三人でしばらく何も言葉をかわすことなく、予兆が来るのをずっと待っていたのですが、あまりにも辛そうな妻を目の前に何もやってやれることがなく、とても近くで見ていられなかったので、
控室から出て自販機前の共有スペースでぼーっとしていました。

ちなみに、その時のツイートです。

素数を数えて落ち着こうとしています。
ただ、この書き込み後、すぐにSNS上でツッコミが入ったんですが、残念ながら51は17×3であって素数じゃありませんね。
そんな初歩的なミスを犯してしまうくらい、まともではない心境でした。

そしてその後、分娩室に入ったのが、日が変わって3月23日の深夜1時くらいだったと思います。
ここからの2時間あまりが、最も壮絶でした。

そしてついに…3時41分。
無事、産まれてきてくれました。
本日、2019年3月23日からちょうど一年前。
2018年3月23日のことです。

出産の瞬間に感じたことは、当時のFacebookにアップしていますので、
一部引用します。

「妻がよく頑張ってくれた。ありがとう。」的なやつは、
二人きりの時に直に伝えればいいのでここでは省略しますが、
とにかく思ったことは、
「世の中の全ての母親すげぇ」
とか、
「妊娠から出産において、男はほとんど何もできず、無力」
っていう、
結構みんな言ってるやつでした。
これを早い段階で痛感しておくことは重要で、もし出産の機会があれば、男は絶対に出産現場に立ち会ったほうが、その後の夫婦生活がうまくいく可能性が高くなると思いました。

これは、ガチでそう思います。
あの壮絶な現場をみてしまうと、まともな神経の男なら、「あの苦しみを妻一人に押し付けてしまった」という引け目を感じて、
出産後そこそこ頑張って妻を支えると思います。というか、そうせざるを得ない心境になると思います。

引用続きです。

出産の瞬間はどうせ感動するやろと思ってて、結局予想通りまんまと強烈に感動させられたんですが、
意外に感動の頂点は、顔を出した瞬間よりも、産声を聞いた瞬間でした。
ドラえもんの「のび太の結婚前夜」にて、
のび太としずかちゃんの結婚式の前夜に、しずかちゃんのパパがしずかちゃんに対して、
「きみの産声が天使のラッパの音みたいにきこえた」って言う場面があるんですが、
まさにそんな感じで、こういうのは視覚より聴覚のほうが脳天に直でくるものだなと実感しました。

出産の瞬間、最も感動したのは、産声でした。
これがなんでなのかハッキリとはわからないんですが、より「尊い生命が誕生した」という感覚を脳天直下にバシャーンと落とされたのは、視覚よりも聴覚でした。
なぜなんでしょうね。
多分ですが、聴覚のほうがより情報量が多く、リアリティーを感じやすいからではないでしょうか。いや、よくわかりませんが。


ということで、息子が誕生しました。以下、パーソナルデータです。

  • 名前:樋口虎之介(ひぐちとらのすけ)
  • 性別:男性
  • 誕生日時:2018年3月23日金曜日(友引)午前3時41分(寅の刻)
  • 出生体重:3970g
  • 出生身長:51.5cm
  • 干支:戊戌
  • 星座:牡羊座
  • 六星占術:水星人+
  • 動物占い:わが道を行くライオン
  • 九星:三碧木星
  • 十二直:閉
  • 五行:比和
  • 二十八宿:牛宿
  • その他:一粒万倍日、三隣亡、月徳日、八専 、帰忌日、寅の日
  • 同じ誕生日の有名人:黒澤明、川上哲治、紗倉まな、ほか

産まれたときからすでに可愛いかったんですが、ずっと右肩上がりで可愛さが増していってます。
今日で1歳です。
最近、ちょこちょこ歩き出しましたし、「頭」「足」「バイバイ」などの簡単な単語の聞き分けもできるようになりました。

もうですね…、文章でどう伝えたら良いのかわかりませんが、無償の愛という言葉はこのことを言い表していたのかというくらい、虎之介のことが無条件で絶対的に好き好きでたまりません。
現在、半分単身赴任のような生活をしているので、週に一回会えるか会えないかというくらいの頻度でしか会えていないというのもその理由かもしれません。
虎之介に対して、ずっと空腹で、足りてないんです。
だから、会えたときの嬉しさと言ったらありません。

あれから一年たった今日、あらためて心の底から、一点の曇りや雑念なく、「産まれてきてくれてありがとう」と思っています。

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