軽くはじめる

ためしに、愛の楽曲工房への寄付を募集するページを作ってみました。

何かをぱぱっとはじめたいのに、始められない人が多くいます。
たいていその場合、何かをはじめるという習慣がない場合が多いです。

先日、小学生の子どもたち向けに、iPadを使い、ノーコードでプログラミングができるアプリ「Springin’」のワークショップを開催しました。
せっかくなのでと、大人にも同じアプリを触ってもらったんですが、子どもたちの操作が早いこと早いこと。
それに対して、大人の遅いこと。

もちろん、正確さで比べると大人のほうが上です。子どもたちは、操作が早いがゆえに変なボタンを押してしまったりして、想像しなかった挙動を取り、しばしばスタッフのサポートが必要になる場面も見受けられました。

しかし、僕は改めて考えてみました。
楽しくiPadでプログラミングを学でワークショップに参加しているのに、失敗とかある?と。

誤動作による最大の失敗なんてのは、たかが知れてます。
せいぜい、自分が途中まで作ったアプリが消えてしまう、くらいです。
iPadが壊れて動かなくなるわけでもありません。
なのに、大人たちは、普段の仕事や生活のクセで、「間違わないこと」を前提に生きています。

もちろん、間違わないことはとてもいいことですが、そのかわりに、スピード感が損なわれます。
殆どの場合、正確さとスピードはトレードオフの関係にあります。

そして。変化が早いこの現代では、正確さよりもスピードの方が重視されるケースが増えてきている感覚があります。

ということで、なんか色々本当は事前に考えたほうがいいんでしょうが、いったん寄付ページを作ってみました。
寄付が集まるか、ちゃんと動作するか、オペレーションが煩雑ならないか…なんてことよりも、思いついたことを実現するまでのスピードを保てたこと、その一点の価値だけでも、作ってよかったと思ってます。

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