10万円と10万円の価値は同等ではない

事業主が銀行から事業資金を借りる感覚というのは、いち会社員が会社の事業のために会社の資金使う感覚に近いです。

会社で働いている方なら、10万円の価値が、事業資金として動かす場合と、ご自身の給料として入ってくる場合を比べた時に、肌感として一桁分くらい違うということはわかっていただけるのではないかと思います。

「イベント設営費、300万円で予算組んでたんですけど、実際は310万円かかっちゃいました。」

「10万円のギターを買おうと思って楽器屋に行ったら、そこにあった20万円のギターがかっこよすぎて、誘惑に負けて買っちゃいました」

この2つは、同じ10万円の話をしているのに、「やっちまった感」が全く違いますよね。

このように、個人から見るお金と、会社から見るお金は、一見同じ価値に見えて、同じ価値ではないんです。

つまり、いわゆる、生活費のためにサラ金に走るみたいなのとぜんぜん違います。

この感覚は言葉で説明してもなかなか伝わりにくいですね。実際、僕も自分で銀行からお金を借りてみるまでは分かりませんでした。

何が言いたいかというと、事業資金としてお金を借りるのはありだと思いますが、生活費の補填や借金の借換えのためにお金を借りるのは絶対にNGだということです。

マジで気をつけてくださいね。

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