目まぐるしく変わるゲームルール

光回線やADSL回線が一般的になって、WEBサイトのデータ量をほぼ気にしなくていい時代になったのは、約15年ほど前でしょうか。

Web制作の分野では、「いまからは動画の時代だ」と言われていました。
実際、ページ内に動画を組み込むサイトも増えていたころですし、Flashを使ったインタラクティブな動きに新しい時代の潮流を感じたものです。

しかし、突然のAppleの鶴の一声をきっかけに、Flashは開発停止にまで追い込まれました。
iOSへの搭載を完全拒否したのです。
当時、PCからスマホへの流れを止めることができませんでした。
そして、いわずもがな、スマホのシェアを最も獲得していたのがiPhoneだったのです。

この時点で、一生懸命Flashアプリの使い方を覚え、Actionスクリプトを勉強したエンジニア達のスキルが無駄になりました。

Flashブームが終焉を迎えたあと、一度インタラクティブなアニメーションになれたユーザーのニーズに押されて、一時期は廃れかけていたJavascriptが日の目を浴び、見た目のアニメーションだけではなくサーバーとの非同期通信を含む技術、ajaxなどと呼ばれるものが台頭してきました。

この時点では、PCとスマホをページを分けずにブラウザ情報をもとに切り分けて表示させる、レスポンシブデザインが主流になってきました。jsやCSSをかけないコーダーは食っていけないレベルの必須スキルとなりました。
また、Apple製品のRetinaディスプレイに対応させるため、SVG画像を使用したり、使用画像の解像度がどんどん上がっていきました。
この時点では、ブロードバンド&4G化やパケホーダイプランの一般化によって、ページのデータ量は特に気にしなくてよかったんです。

そして、現在。
大手キャリア3社の格安プラン、「ahamo」「povo」「LINEMO」発表と楽天モバイルのキャリア参戦により、大手キャリア格安プラン OR 格安SIM(MVNO)を使用する人が大半を占めるようになると予想されます。

つまり、携帯代を抑えることを代償に、データ制限を受ける人がどんどん増えてくるはずです。そして、現在のデータ制限の一般的な数値が、1Mbpsです。
よって、Webサイト制作者は、一度はデータ量制限がなくなったはずが、1Mbps回線でもサクサク閲覧できるようにサイトのデータ量ダイエットを求められるようになってくるはずです。おそらくですが。

そして、最近流行りの「ノーコード」や「ローコード」ときてます。はい。

改めて思いました。
ほんと大変ですねこの世界は。

ゲームのルールがものすごいスピードでどんどん変わっていきます。
老熟した技術者のスキルが廃れるスピードが早くなり、常に新しい技術を勉強し続けるものだけが生き残る世界です。

まぁ、しかし、Webの世界が最もはやくこの流れがきただけで、いずれすべての世界がこうなるんでしょうけどね。

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