先日、27歳の後輩に相談されました。
「今いる会社をやめようかと思っていて、なにか手に職をつけたい。
色々考えた中で、一番食いっぱぐれなさそうなのがプログラミングらしいと聞いたので、とりあえずプログラミングを勉強したい。」
とのことでした。
僕が、
「今どき、一人で食っていくとして、プログラミング以外にもたくさん選択肢がある。その中でなぜプログラミングを選んだ?」
と聴き返すと、
「実は今、友人がやってる事業に誘われてる。そのチーム内に、マーケティングと、アプリ開発と、ウェブ系のメンバーがいないので、将来的にその部分を自分が担えると思った」
と返答があったので、そりゃいい!勉強したほうがいい!と答えました。
おそらくですが、
「今後、マーケット的にプログラミングの需要が増えていくので、安定した収入を得るために良いと思った」といった答えしか返ってこなかったら、プログラマーに進む道を止めていたかもしれません。
たぶん、今から食っていける職業プログラマーは、そもそもゲーム感覚でプログラミングができる人間だと思ってて、理系の大学とかにはそういつ人間がゴロゴロいて、呼吸をするようにプログラミングを使いこなしているはずで。
さらに、完全なるデジタルネイティブ世代がどんどんと出てくる中で、
そういった人たちと27歳からまともに戦っていくのはしんどいと思ってます。
でも、機能としてではなく、一人の人間として、仲間としてチームに所属し、もっとも理念やビジョンを共有した形でプログラミングを業務の中にとりこんでいくという形だと、めちゃくちゃ価値があると思ってます。