一人喋りのポッドキャストをやってます。
ある程度何となく話し出しのテーマをきめ、そこから先はフリートークで10分という制限時間の中で、思ったことを喋っています。
今日、弟子のマサと二人で車に乗る機会があったので、マサに運転を任せて、いつものように喋ってみました。
そのあと、目的地まで時間があったので、ふとおもいつきで、マサにもやらせてみました。
テーマはなんでもいい、思ったことをしゃべればいい、別に公開してもしなくてもいい、といった感じで、はじめさせました。
最初の5分ほどは、あらかじめ用意していたことを喋っていました。しかし、そこでネタ切れ。
そこから、しばらく黙ったあと、小声で、僕に向かって「師匠、話すことないです。」と言ってきたので、「いや、死んでも10分はやって」とだけいい、ずっと横で聞いていました。
すると、数秒後に喋りだしました。しかし、その話題もすぐに終わり、また沈黙の時間が流れました。
収録が終わった後に反省会をしました。
思ったことを言えばいい、車の外の景色でもいいし、今言葉が出てこなくて困っていることでもいいし、喋った内容をさらに深掘りしても、広げてもいいわけです。なんでもいいから10分喋るなんてことは、誰でもできます。内容の質さえこだわらなければ。
でも、マサにはできなかったようです。ここが、単純に面白いと思いました。
僕は、日常的にそれをやってるわけで、マサはやってなかった。多分それだけなんです。
「普段からやっている」ということが、いかに強い威力を発揮するか、そして一度もやったことないことがいかに難しいかを痛感しました。
できるだけ多くのことを、1度以上やったほうが得ですね。0と1の差はでかいです。