冥利に尽きる

僕がやってるPodcast番組「新型オトナウィルス」についての感想ツイートが嬉しすぎたので、ご紹介させてください。

あらためて思いますが、何かのプロジェクトをはじめるときって、全てが机上の空論なんです。
特に、このPodcast番組なんてものは、まだこの世に生まれてないコンテンツの完成形を頭で想像して、「これは面白くなる、これは何かしら誰かの役に立つ、影響を与えることができる」と、信じきってやりはじめるわけです。

しかも、もちろん最初のうちは、まったく成果がでません。
それでも、ずっとずっと続けていると、徐々に徐々にリスナーが増えていき、こういった声をいただけるようになってきます。

僕は、この状態を、よく火に例えます。

最初はマッチ一本の火です。
気を抜くと、一瞬で消えて灰になるだけです。
マッチの火が導火線にうつります。
まだまだ炎はみえません。
ジリジリ、ジリジリと少しずつ燃料に近づいていきます。
そして、ポッと紙に火がうつり、少しだけ炎が見えだします。
それが、木の枝にうつり、木片になり、やっと木炭に火がうつったときに、やっと継続して熱を放出し続ける事ができるようになります。

最初から、大きな火を上げるのは意外と簡単です。
紙や落ち葉を大量に燃やせばいいんです。
でも、そうやって大きく見せた炎は、すぐに燃え尽きて消えてしまいます。

炭に火を付けるには、時間と、胆力が必要なんです。


徐々に、徐々にですが火が大きくなってきた感覚があります。

でも、まだまだ、まだまだ。

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