福岡市内の自宅と職場の田川市を行ったり来たりする生活をしています。
行動範囲のほとんどが、職場と自宅です。その二つの場所を、ただ往復しているだけで毎日が過ぎていきます。
今日、ふと思いました。「俺の街」と呼べる場所が、ないのだと。
学生時代は福岡市内に住んでいました。近くのスーパーで食材を買い、ホームセンターで生活用品を買い、家電屋で家電を買い、リサイクルショップで家具を買い、本屋で本を買い、近くの安くて量が多い定食屋でよく定食を食べていました。
東京に引っ越してからも同じです。新宿や渋谷へのアクセスが良い場所で、飯屋や飲み屋が充実した街に住みたいと思っていましたし、仲の良い友達が近くに住んでいるかどうかも重要な要素でした。
住む街はとても重要でした。
いまは、違います。
人の家に遊びに行くこともほとんどなくなりましたし、自分の家に人が遊びに来ることもほとんどありません。
田川にいるときも、忙しすぎて、職場から外に出ることがほとんどありません。行きつけの飲み屋もありません。そもそも、地味にダイエットを続けてますので、飯を食うこと自体あまりないです。
福岡市内も、田川市内も、「俺の街」ではないんです。
そう思うと、すごく切なくなってきてしまいました。
田川市も福岡市も、せっかくいい場所なので、「俺の街」と言えるくらい住み倒したいものです。