役割と性質

僕は、100点の仕事が苦手です。

100点を取るということは、99点以下を取らないということです。
つまり、1つでもミスがないか、アラがないか、仕事を終える前に完全にチェックするということだとも言えます。

もし、そのチェック作業が無駄に終わったとしても、少しのミスを見逃さないために、何度もチェックする必要があります。
この作業が、徹底的に苦手です。

それに比べて、最速で0点から60点に持っていくのは得意です。
ただ、60点から90点に持っていくのは、これまた、大得意ではないんですが、苦手でもありません。


織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
日本が統一されるまでに、それぞれが違う才能を発揮したと言われています。

ものすごいエネルギーでプロジェクトの初動を動かす人、
プロジェクトを加速させる人、
プロジェクトを持続させ失速させずに完成まで持っていく人。

それぞれ違ったスキルや性質であり、どれが優れているということではないのでしょう。


だれか、僕が作った60点のモノやプロジェクトを完成まで持っていける人がいれば、僕はこの先一度も100点を取らなくてすみます。
そのほうが、自身のパフォーマンスは出しやすいのでしょう。

それが、僕にとって楽しい人生かどうかは、また別の話ですが。

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