ビジネス系YouTuberのブームが一気にきて一気に過ぎ去りました。
その間、約1年半ほどといった印象です。
その理由はシンプルで、「ネタ切れ」だと思ってます。
誰だったか忘れましたが、たしかビジネス系Youtuberの誰かが自分で言ってましたし、僕もそれを感じてました。
面白そうだなと思ってチャンネル登録して、10本くらいみると、あとはずっと同じことばっかり言ってるような気がするんです。
それもそのはずでしょう。
例えば、一回10分の動画を毎日あげたとして、1ヶ月で5時間。3ヶ月だと15時間にもなります。
考えてみてください。
15時間かけて、90個のテーマで講義をやったら、さすがにどんなテーマでも枯渇するでしょう。
これは、ある意味宿命だと思います。
Youtubeのチャンネル登録者数を伸ばすには、ワンテーマでずっとやるのがいいと言われてます。しかし、ビジネス系Youtuberは、テーマが枯渇しやすいんです。
そのカウンターなのかわかりませんが、僕の周りでは、音声でのブログやエッセイを始める人がポツポツ出てきた気がします。これが…なぜかついつい聞いてしまうんです。
その理由はおそらく、「テーマ」や「内容」で聴くわけではなく、「人」で聴くから。
内容が薄められたビジネスノウハウの講義を聴くより、興味がある人の雑談を聴く方が心地よく、有意義なんです。
ちなみに、個人Podcastやるなら、車の中で録音するのがマジでお勧めです。
車に乗りこんで、エンジンをかけて、走り出す前にイヤフォン刺して準備しておき、走りながら喋る内容を何となく考えて、思いついたら録音ボタン押し、あとは運転しながら適当に喋っただけで、アラ不思議。それだけで立派なコンテンツです。
個人を特定されたくないなら、顔も実名も出さずにできます。
YouTubeをはじめるよりも相当ハードルが低いですし、まだまだブルーオーションなので、本気でチャンネル登録者数を稼いでいきたいのであれば、Youtubeに比べて先行者利益も取りやすいと思います。
これを読んで興味がわきましたら、ぜひ週に1〜2回でいいので、言葉であなたの考えを発信し続けてみてほしいです。
もちろん、アクセス数が伸びていくに越したことはありませんが、内容が面白くなく、喋りが下手で、テーマもニッチで、全くアクセスが伸びなかったとしても十分意味はあります。
自分の喋りを客観的に聴く経験をするだけで、めっっちゃくちゃ意味があります。
この効果は説明しにくいので、ぜひやってみてほしいです。
内容や尺はべつになんでもいいと思いますが、もし慣れてきたら、次の段階にステップアップしてみてください。
それは、時間を決めてやってみるということです。
5分なら5分、10分なら10分とキッチリ決めて喋りだします。
喋ることがなくなって時間が余った時にどう繋ぐかであったり、
ラスト1分でどう締めに向かって行くかであったり。
おそらく、最初はめちゃくちゃ難しいと思います。
でも、慣れてきたら徐々にできるようになって来ると思います。
ちなみに僕は、2月から一人Podcastはじめました。
時間は1本につき10分ちょうど(誤差は3秒まで)と決めて、現在36本配信してます。
だいたい月に6本くらいのペースです。
ブログはブログでもちろん有意義なんですが、続けるのが結構大変なんです。
分量によっては、書くのに30分とか1時間とかかかるので。
それに比べると、一人Podcastは、運転中の時間を有効活用できますし、準備もほとんど必要ないですし、聴いてくれている方もそんなに多くないので、今のところ楽しく続けられています。
樋口さんのPodcastやブログに後押しされて、先日1人語りの将棋ポッドキャストを始めました。きっかけを与えてくださりありがとうございます。将棋のしゃべるネタを探す、アウトプットする、話すからには棋力をあげたい、強くなったからしゃべりたいと好循環です。また、軽い吃音症があり正直話すのは嫌いなのですが、編集で何とでもなりますし、その中で相手に伝わるにはどうすれば良いのか模索できています。また心境や状況の変化があれば勝手にコメントします。