完璧な世の中

最近、「◯◯な世の中はダメだ、おかしい、変えないといけない」という感覚が、よくわからなくなってきました。

歴史を勉強していくと、まず、善悪の判断が曖昧になります。
短期的には善い状態でも、長期的に見れば悪いということがありえますし、逆もしかりです。

さらに、世の中がだめなら、世の中を変えればいいですし、それもままならないなら、おそらくマッチングの問題なので、気にいる世の中を探せばいいわけです。
ただし、全てが完璧な世の中など有り得ません。

不動産物件を探すときをイメージしてみるとわかりやすいです。
駅近で、新しく、部屋数が多くて広く、コンビニやスーパーが近く、駐車場付きの完璧な物件があったとしても、「家賃が高い」という欠点があるでしょう。
しかし、「家賃を気にしない」という人にはマッチングします。

古くても全然気にならなくて、車で移動するので、駅近は関係なくて、コンビニでものを買わなくて、スーパーは仕事帰りに車で寄って帰るからあまり関係ない。その分、家賃が安いほうがいい…って人もいて、その人にはその物件はマッチングしないわけです。

何でもそうで、不思議と世の中は、すべての状況、場所で、いいところとわるいところの総量のバランスが取れるようにできています。そういうものです。
あとは、自分とのマッチングだけです。自分の形と、環境の形を以下に合わせられるか。この一点のみかと思っています。


ちなみに、この思想は、あくまでも主語は自分自身に限った話であって、
世の中にとっては、世の中を変えようとし続けたほうがいいと思ってます。

むしろ、僕がやらない分までやってくれてありがたいと思っています。あまり力になれず、申し訳ないです。

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