自分へのご褒美

僕は、ポジティブモチベーションよりも、ネガティブモチベーションを使うことが多いです。

たとえば、ダイエット時に使った、「炭水化物食ったら切腹」なんてのは、THE ネガティブモチベーションです。

ポジティブモチベーションを上手く使える人というのを言い換えると、自分にご褒美をあげるのがうまい人だということになります。


…というような話を今日、人としていて、ある言葉を言われました。

「で、樋口さんが自分に与えているご褒美ってなんなんすか?」

そのあと、しばらく言葉が出ませんでした。

僕は、自分自身に与えているご褒美を思いつきませんでした。
もちろん、ゼロでは無いと思いますが、即答できないくらい数が少なく、
普段から自分へのご褒美を意識してないということです。

僕は、褒められるのが苦手です。

いや、これだけだと誤解を産みますので、正確に書きます。

褒められること自体が嫌いなわけでないような気がします。
ですが、面と向かって褒められると、素直にそのまま受け取るのが難しいです。

普通の人は、「いえいえ、そんなことないですよ」と謙虚に否定しますが、
僕の場合は逆で、「そうなんすよねー、僕、めっちゃ凄いんすよねー」と、
あえて逆に過剰に自分を持ち上げることで、真正面で受け止めることなく、受け流してしまうてことをよくやってしまいます。

「本当なら、それって自分へのご褒美のはずですよね。受け取ったら良いんじゃないすか?」

と諭されました。

「ただただ真っ当に褒められることを受け入れる」ってだけの、一見簡単そうに見えることが、
真剣に考えてみると奥が深く、なかなかむずかしいです。

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