移動時間における1時間について考えてみました。
僕は今、福岡市と田川市を車で往復する生活をしています。
1時間あれば、田川市から福岡空港までいけます。
これが東京だと、全く話がかわります。
まず、電車移動ですので、家から駅まで歩き、数分の待ち時間を経て電車に乗り、場合によっては数回の乗り換え挟み、駅についたらそこからさらに徒歩で目的地に向かいます。
ヘタしたら「友達が飲んでるからちょっと顔出す」レベルで1時間かかるときもあります。
そう考えると、移動にかける時間コストの感覚値が全く違います。
これが、よくよく考えると、不思議です。
一般的には「田舎より都会のほうがせっかち」と言われていますが、
単に移動に時間かかるので、その時間を取り返そうと早足になっているんじゃないか?という気がします。
少し話はずれますが、福岡〜東京間の距離感も、福岡で生活しているとき(上京する前や、今現在)に比べて、東京に住んでいたころの感覚は全然違います。
もちろん、東京にいたときのほうが、気軽に福岡にスっと移動できていた気がします。
今は、東京に行くということが一苦労です。
これは、ただの移動慣れの問題なのか、視野の広さの問題なのか、
それとも、東京の方が位置エネルギーが高いと捉えるのか。
時間は、場所や人によって平等ではありませんし、とても相対的なものだと思います。