現在、僕は37歳です。もちろん、いつも一緒にいる人も同世代の方が多いです。
そんな中、よく耳にするセリフがあります。
「もう8月?時間が経つのはあっという間だね」
みたいなやつです。
それを聞くと、いつも思います。
それは、
「俺、時間があっという間に経っている感覚あんまないんよね…」です。
たとえば、5月のゴールデンウィークにイベントをやったんですが、相当前に感じます
東京から福岡に引っ越してから、約10ヶ月なんですが、大昔のことのようです。
今の会社、BOOKを立ち上げてから、3年ちょっとです。もはやこうなってくると、ほぼ永遠に感じます。昔過ぎて、記憶が曖昧なレベルです。
長すぎです。時間が経つのがとにかく遅いです。
なぜ、こんなに時間が経つのが遅く感じるのか、僕なりに考えてみました。
まず、2つの場合を比較します。
1,一日で、集中して一つの大きなタスクをこなした
2,一日で、集中して三つの小さなタスクをこなした
これ、皆さんはどちらのほうが時間が長く感じますか?
個人差があるかもしれませんが、僕は間違いなく2です。
これから推測するに、人は、過去の時間の感覚を思い出すとき、
実時間ではなく、出来事の数で感じているのではないか?という説です。
そう考えると、僕が時間を長くとらえているということがしっくりきます。
毎日毎日、めまぐるしく状況が変わっていて、常になにかが起こっているからだと思います。
人は普通、年齢を重ねるたびに、うまくこなすことができるようになっていきます。
物事を効率よくこなす一番の方法は、回数を重ねて、慣れることです。
はじめてのタスクよりも、何度も経験したタスクのほうが簡単に安全にこなせます。なので、そっちのほうがいいわけです。
比べて僕の場合、幸か不幸か、安全安心な人生を歩んでいません。
常に何かしらの危険にさらされており、新しい刺激がまいこんできて、初めての課題に向き合う機会が多いのかもしれません。
危険な状態は避けたいなというのが本音ですが、おかげさまで人生長く生きれている気もするので、
何が幸せなのかと言われるともう、難しいですね。