先日、田川後藤寺中学校3年生、約60名に向けて
音楽特別講義「DTMレッスン」をやらせていただきました。
1クラスを2名〜4名の9グループに分けて、グループ毎にPC上で楽曲制作するワークショップ形式で、
2クラス計4コマの講義を実施しました。
授業の冒頭で、聞いてみました。
「この中に、自分で音楽を作ったことがある人はいますか?」
「この中に、自分が音楽を作れると思っている人はいますか?」
ともに、0人。
「わかりました。でも、今日はそんな皆さんに曲を作ってもらいます。
2時間後には、『自分は音楽を作れる』と思って帰ってもらいます。」
そんな状態でスタートして、授業が終わったころには全員が音楽クリエイターでした。
一番印象に残っているのは、
途中で10分間の休み時間を挟んだ際に、
「今から10分間の休憩です。トイレに行ってもいいし、休憩してもいいし、もちろん作業を続けてもいいです。
では、休憩スタート。」
…と伝えたあと、僕が手を「パン」と叩いた瞬間、誰一人として席を立つことなく、全員が一斉にモニターにかじりつくように作業を再開したことでした。
そんな中、制作時間たったの45分で作った珠玉の全18曲をYoutubeにアップさせていただきました。
(校長先生、ありがとうございます!)
できれば通して聞いてほしいです。
音楽制作ド素人の中学生たちが作曲をやりきったということ自体がすでに凄いんですが、そんな小さい感動で終わってほしくありません。
作り上げた作品のレベルがマジで凄いんで。
こんなの、なまじっか経験がある大人じゃ作れないって曲ばかりです。
当日、中学生たちに一番伝えたかったメッセージ、
「やればできる」が伝わっていればいいなぁと。
ちなみに、授業後、生徒たちと一緒に給食を食べたあと、帰りのホームルームまでの間に動画をつくり、Youtubeにアップして、そのURLに飛ぶQRコードを印刷してホームルームで配ってもらいました。
当日のワクワク感を、家に持ち帰ったあと、スマホで聞き返しながら思い出してくれてたら幸せっす。