こんなお題をいただきました。
はい。「クライアントさん」と書かれてるので、
おそらく制作関係のお仕事をしている方でしょうか。
一言でいうなら、「仕事の締切は絶対に守ったほうがいいと思います」です。
以上。
…で終わってもいいくらい、締切を守ることは仕事において鉄則ですが、
流石にアレなので、続けます。笑
僕は、締切の重要性をめちゃくちゃ理解している側の人間だと思います。
発注側、受注側、どちらの立場も体験していますので。
締切というものがどうやって決まるのか。
そして締切を守らなかったら、どれだけ迷惑か。
それを、めちゃくちゃ理解しているつもりです。
しかし、その上で、正直に言います。
締め切りをとばしたことは、何度もあります。
もっというと、大事な仕事に遅刻したことも何度もあります。
こればっかりは、もう、今思い出してもゾッとすることばかりです。
もちろん、悪気があってとばしているわけではないんです。だいたい、大きな理由は2つです。
1、締め切りを忘れていた(間違えていた)
2、頑張っても間に合わなかった
… です。
僕、ほんとうに根がダメ人間なので、いくら頑張ってもミスるんです。ダメ人間なので。
関係者の皆様、その節は申し訳ありませんでした。
で、ここまではもうしょうがないとして、重要はそのあとの言動だと思ってます。
つまり、締め切りを飛ばしてしまうことを、どのタイミングでどう伝えるか、です。
どちらのパターンも共通して、どう考えても一番やっちゃいけないことは、「嘘をつくこと」だと思います。
特に最悪なのは、寝坊した時に「別件があって遅れちゃいまして…」みたいなやつです。
実際、言われた側は、わかってます。別件など無いことを。
ここで嘘をつくと、「遅刻した罪」に加えて「嘘をついた罪」が加わります。
しかも、どちらが罪として重いかについては歴然ですよね。明らかに後者です。
なぜなら、前者の罪は、過失であることに対して、後者の罪は明らかに故意だからです。
バレたときのリスクがエグいわけです。
費用対効果で考えると、自分の保身のためにつく嘘ほど馬鹿らしいものはありません。
その上で、もう一つ気をつけるべきことは、
「なるべく早めに伝える」です。
一番最悪な例は、「締切の時間を過ぎたあとに連絡を入れる」です。
特に、電車で移動してて、遅延してないのに遅れるときにこれをやってしまうと最悪です。
具体的に想像してみます。
10時ちょうどから打ち合わせ開始だとします。
10時5分に連絡がきました。
「申し訳ありません!電車で向かってるんですが、家に財布を忘れてしまい、慌てて取りに帰ってて遅れました。到着が10時15分くらいになってしまいます!」
これなんて、一番シンプルにダメな例です。最悪です。
なぜなら、電車に乗った時点で、15分遅れるのが分かっているはずだからです。
遅刻すると分かってから、すぐに連絡をもらっていたとしたら、
もしかしたら相手はその15分でなにか一つ作業ができたかもしれませんし、
タバコを吸う人なら一服できたかもしれません。
冷静に考えるとなるべく早く連絡するほうがいいに決まっているとは分かっていながら、なぜか意識していないと意外とできません。
おそらく、”自分にとって不利な連絡をしたくない”との思いが、問題を先延ばしにさせてしまうのでしょう。
以上です。
2つ言いましたが、どちらにも共通して言えることは、
失敗したら、そっくりそのまま、心から失敗を認めろ。
その上で、即座に最も相手に迷惑をかけない行動をとれ。
ですね。
ほんと、当たり前のことなんですけどね。
いまだに、こんな当たり前のことすらできないときがあります。
自分の心の在りようを、常に監視しておく必要があります。
ありがとうございます。私もサラリーマンですが受発注どちらの立場も経験しています。締切が守られなくて結果、長時間労働になったりするので逆のことはしないように意識しますが、小さな約束事など含めるとやっちゃいますよね笑。
対象が創作物なのか作業的な仕事なのかで、催促も方法が違う気がして、なおさら悩ましい問題です笑。深いテーマです!!