アイデアメモ

いいアイデアを思いついた時、それをメモするべきか否か。
僕は、メモしたほうが良いと思っています。

人によっては、「メモしないと忘れてしまうようなアイデアは、そもそもいいアイデアじゃないんだから、忘れていい」という考えの方もいます。
たしかに一理あると思います。
ただ、僕の場合は、その場合があてはまらないほど、記憶力がマジでありませんので、どれだけ重要な情報であっても忘れてしまいます。
「感情が大きく動いたら、絶対忘れないよ」という考え方についても、同様です。
人生を大きく揺るがすほどの事件があったとしても、結構忘れてしまいます。

…ということで、僕はメモをできるだけ取りたいと思っているんですが、
致命的なことに、メモをとること自体を忘れてしまいます。
SHOWROOM代表の前田さんの著書「メモの魔力」でも書かれていたとおり、その対処法は習慣化するしかないと頭では解っているんですが、その決意すら忘れてしまうので、今のところどう対処すべきか悩ましいです。
ダイエット修行が終わったら、次は毎日メモすることをルールにしてもいいかなと思ったりしてます。


ついでに。
当たり前ですが、メモする目的の第一位は「忘れてもあとで思い出すため」でしょう。
でも、もちろんメモの効果はそれだけではないと思っています。

その一つは、「忘れないように記憶に残すため」です。
この2つの違いは、忘れていいか、忘れたくないかです。
人間、アウトプットすると脳みそにより深く突き刺さりますね。これはよく言われてることだと思います。

そして、さらにそのほかの重要な理由として、「思考を俯瞰で理解するため」というものあります。
まず大前提として、思考というのは、言葉で考えるものです。
そして、言葉というのは、「順番」に支配されています。
この話題に関しては、以前記事に書きました。

順序があるということは、現在考えていることがどんどん過去になっていくということです。
過去になると、忘れてしまいます。それを思い出すためには、もう一度来た道を戻らなければなりません。
でも、思考を残したメモを見ているときは、過去から現在までを一覧できているわけです。
つまり、文字におこすと、思考の過去と未来が同時に存在できるのです。
これは、思考の次元を一つ上げているといっても過言じゃないはずです。

これをさらに言い換えると、メモを「仮想メモリ(RAM)として使用している」とも言えるでしょう。
人間の脳をコンピュータのCPUに例えてみます。
本やネットで調べて出てくる情報は、ハードディスクに保存されている情報だとします。
そして、短期記憶は物理メモリです。
限られた物理メモリだと一度に処理できる量に限界があるわけです。
そんなとき、コンピュータなら、ハードディスク内に仮想メモリを作って、アクセス速度は遅くても、処理の量を増やすということをやりますよね。
その仮想メモリにあたるのが、メモだとおもっています。
一度に処理できる量が増えると、もちろんアウトプットにかかる時間だけではなく、質にも関わってくるというのはもう説明する必要もないかと思います。


いやー、僕、ためになることを言ってますよね。さあどうぞ。
メモメモ_φ(・_・

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