無感情ロボットだからこそ、人は感情をぶつけることができる

ほとんどの方は、起きるために目覚ましアラームを使って起きてると思います。僕ももちろんそうです。
で、いざ朝になって、アラームで起こされると…めちゃくちゃ腹が立ちます。
「まだ眠ぃんたい!起こすなちゃ!」
となります。

これ、よくよく考えるとめちゃくちゃなことを言ってるんです。

前日に「明日◯時に起こして」と依頼したのは、紛れもなくこの僕です。
アラームは、ご主人様の命令に対して、愚直に、完璧に、0コンマ1秒の狂いもなく、正確に任務を遂行しただけです。
そして、そのアラームに対して、僕は、ウザいし、腹が立つわけです。

では、もしこれが人だったらどうでしょうか。

起こしてくれと頼んだ人に対して、とても怒ることはできません。
でも、朝で眠いからイライラしてます。もしイライラして当たってしまったすると、おそらく自分自身に対して罪悪感を覚えるでしょう。
だから、「イライラしない」ようにするでしょう。

この状態って、実は不健康なんじゃないかと思っています。
感情が湧き上がる前に殺してることになるわけです。
心の奥底ではイライラしているのにもかかわらず、表層意識に届く前に殺しているだけ。
しかし、もし相手が機械だったら、感情を殺さずにちゃんとイライラすることができる。


結論です。
目覚ましアラームは人じゃなくて感情や人格のない機械に外注するほうが、お互いにとって良いです。

そう考えると、AIやロボットが当たり前になったときの未来は、想像以上に人間の心に影響を及ぼすような気がします。
それが、良いのか悪いのかは置いといて。

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