犬=ドッグフード+水

昔、「ぷん」という名前の犬を飼っていたことがあります。
犬種はボストンテリアでした。
(ちなみに、過去形で表現している理由は、別に不幸な話ではなく、もともと同居していた弟と二人で飼っていたんですが、弟が結婚して引っ越すタイミングで弟にお世話をお願いする形になっただけです。ぷんはいまだにピンピンしてます)

ぷんの食事は、ドッグフードと水だけでした。
それ以外のものは、誕生日に犬用のケーキを食べさせていたくらいです。

ということは…、です。
ぷんのの手も足も目も耳も内臓も脳も毛の一本一本まで、全て水とドッグフードが形を変えただけのものなわけです。

もちろん、特別なドッグフードではなく、市販なドッグフードですので、
同じように育てられている犬もたくさんいるはずです。

なのに、
ボストンテリアにそのドッグフードを与えるとボストンテリアになり、
チワワに与えるとチワワになり、
柴犬に与えると柴犬になります。

おそらく、その子供に同じものを与えても、
同じ犬種の似たような形になり、
その子供も同じでしょう。

それらを、物質として科学式で表すと、おそらく一緒になるんでしょう。
それなのに、違う見た目、違う性格、違う考え方で、違う記憶をもって、違う行動をします。

そして、一度命を失うと、その物質は、二度と命が蘇ることはありません。

命とはいったいなんなんでしょう。
考えれば考えるほど、全く理解できません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。