成功から得る気づきや学びは多いですが、それ以上に、失敗から得るそれらのほうがより多く、深いです。
なのに、人が失敗をしようとすると、周りは全力で止めようとしてしまいます。それは、一度の失敗が命を失う危険性があったころ、つまり、人間が野生で生きていた時代では、生命の維持にとって必要な環境機能でした。
しかし、現代になり、そう簡単に命を落とすことは少なくなりました。
つまり、社会の発展により、失敗から得る学び(メリット)に比べて、失敗のリスク(デメリット)の方が少ないパターンが増えてきたということです。
なのに、その現代において、未だに人間は、原始時代に有用だった他人が失敗するとわかっていて、それを阻止しようとする生物の本能には抗えていません。
ならば僕自身、いろんなことを失敗させていただきたいですし、人が失敗すると分かっていても、チャレンジしてもらいたいです。
全ての人に、失敗する権利を。