タンス預金は「死に金」と言われているそうです。
これは、世の中が不況になればなるほど年々増えていき、問題視されているらしいです。
お金は、経済の流れの中にあってこそ初めて効果を発揮するもので、
持っているだけでは意味がないそうです。
プリペイドカード残金、財布内現金やらなんやらの備蓄についても、タンス預金と同等です。
これらは、使う予定はあるものの、使ったぶんだけまた貯めてしまうお金であり、
多少増減しているものの、全人口の総額を計算すると、とんでもない額が「使われる前のお金」として、各個人に所有されています。
そして、ふと、同じようなことを考えてみました。
エネルギー界における、スマホ電池残量、モバイルバッテリー残量、ノートPCのバッテリー残量やらなんやらの予備電力。
これらも、使ってこそ意味があるもの。そして、「使われる前の電力」として、
とんでもない総量のエネルギーが各個人に所有されています。
スマホを持てば持つほど、ノートPCを持てば持つほど。
「バッテリー」で動くデバイスが増えれば増えるほど、
「死にエネルギー」の総量が増えることになります。
お金、エネルギー、その他に何があるでしょうか。
使うときにはじめて価値を発揮するのに、溜め込んでいるもの。
道具、モノ、技術、知識、経験、脂肪、などなど。
人類全体がそれらをストックせずに、すべてをフローとして流していけばどうなるのだろうかと考えてみたんですが、ちょっとよくわかりませんでした。