たまたまテレビをつけると、日本人16歳の女の子がパリで一流モデルを目指すドキュメンタリー番組をやってました。
いろんなオーディションを受けては、落ち、受けては落ち、
涙ながらに、「悔しい」とか、「もっと頑張ります」といって頑張り、最終的にオーデションに合格するという話。
僕にはモデルの世界はわからないですが、例えば、僕がモデルの世界で生きていこうと思っても、絶対に無理だと思います(そりゃそう)。
特にモデルの仕事は努力でなんとかならない部分が多く、自分のもてる力全てを注ぎ込んでも、生まれ持った才能がなければ、全てが無駄になる世界です。
そんな世界で、自分の可能性を信じ、全エネルギーを注ぎ込むということを、自分だったらできるだろうか…などと考えていたら、
その姿が、めちゃくちゃ美しいなと思ってしまいました。
たとえ失敗しても「全てが無駄になる」ということはないんですよね。
と、思ったあと、
これ、小学生くらいのときから、親や先生や漫画やテレビで言われていた「努力は無駄にならない」という、超ベタなあたりまえの結論にたどり着いて、さも自分で気づいたかのように思ってしまっただけやん…
と、自分が恥ずかしくなりました。