BAR樋口 | HIGUCHI Kiyonori

まずは、こちらをご覧ください。

そして、こちらも。

ということで、試しに原価ゼロで無料BARをやってみました。

そうすると、最終的になにが起きたかと言いますと、 BARを開ける前より、お酒とおつまみが増えました。

来ていただいたお客さんが、お酒とおつまみを持ってきてくれたのです。

とりあえず、感情的な話をさせていただくと、鬼感謝、ガチ感謝です。
僕みたいな人間の戯言に付き合ってくれる方々、全員ヤバいです（ヤバいの解釈はおまかせします）。

これを、あえて。
あえて！
冷静かつ客観的に分析しますと、
「無料でお酒を飲ませてもらうのは悪い」
という感情が働いたのかと思います。

返報性の原理というものがあります。
詳しくはこちらから。

一言で言うと、人は、施しを受けて、それをお返しできていない状態がストレスに感じるという性質です。
この人間の性質が、こういった状況を作ってるのではないかと感じてます。

こうなってくると、金銭とは何か、ということを考えさせられます。

お金を介さない、物々交換。
これは、ややこしくなくて気持ちいいです。
一度価値の数値化をやってしまうのがデフォルトの状態だというのは理解しています。
でも、なぜ一度数字に変換しないといけないのかという常識から、疑ってみたらどうなるか、という。

その、社会実験をやっているようか気がします。
酒が尽きるまで、続けてみようと思います。