レンタカーは実際あんまり借りない理論

車を所有すべきかどうか、迷ったことがある方は多いと思います。

この場合、お金と需要のバランスを比較して判断するケースが最も多いでしょう。
シミュレーションしてみます。


車ほしいなぁ。ちょっと計算してみよっと。
俺が欲しい車が…乗り出し◯◯万だろ。
それに保険や駐車場代を加えると、次の車検までの3年間で◯◯万円。

そう考えると、車ってお金かかるなぁ。
別に持たなくていいや。
ちょっと面倒かもしれないけど、どうしても車を使いたければ、その都度レンタカーを借りればいいし。
月◯時間レンタカーを借りるとして、3年間で◯◯万円。まぁ、そんなもんだろ。


「買わない」派の思考は、だいたいこんな感じでしょうか。
ここに、車を持つことへの憧れやステータスであったり、コレクター魂みたいなものも関わってきますが、それらは一旦は置いときます。

費用面だけで考えると、一見所有するデメリットが大きいような気がします。
ただ、ここで一つ提唱したいことがあります。
それは、
「レンタカーは実際あんまり借りない」
…ということです。

理由は、借りるのが面倒だからです。

休みの前日の夜中に友達と電話してて、急に体に悪いラーメンが食いたくなったとき。
こんなとき、絶対レンタカーを借りてまで行くことはないです。
もう一度いいますが、面倒だからです。
自分の車を持っていたら、行動までのハードルが相当低いはずです。
面倒さのせいで、友達と夜中にラーメンを食いにいくバカな思い出が作れずに、その日が何事もなく終わってしまうわけです。

もともと、月に何回かはレンタカーを借りたとしても、買うよりも安くつくってのは織り込み済みです。
だから、レンタカーにお金を出すのは覚悟してるはず。お金の問題ではないはずなんです。
でも、いざその場面がくると、人は動きません。

何が言いたいのか、もっとハッキリとお伝えします。
人は判断するその瞬間に「少し面倒と思うかかどうか」だけで、「やるかやらないか」という、全く正反対の二択で「やらない」を選んでしまうということです。
ほんの少しの面倒さで、最終的アウトプットが0なのか100なのかが決まる。
まるでバタフライ・エフェクトです。
ほんの少しの面倒さが、人の行動力を大きく削ぐのです。

レンタカーの場合は、「やるべきかやらないべきか」のメリット・デメリットがまだ判断しづらいかもしれません。
僕は、パソコンでの音楽制作の仕事経験があるので、その現場を例にとって改めて説明します。


丸一日作業して、やっとのことで楽曲が完成しました。
達成感に包まれながら、できあがった楽曲を聞き直していると、一箇所、ピアノのフレーズが気に入らないところを発見してしまいました。
気づいてしまったが最後、プロとしては修正しなければいけません。
「こんなフレーズがいいかな?それとも、こんなフレーズにしようか、いやあえてシンプルなこんなパターンも面白いかもしれない…。」
頭の中では、何種類ものいろんなパターンの音が鳴っています。


ここで、リアルに想像してください。
もし、一つのフレーズパターンを録音するのに、30分ほどかかってしまうとしたら。
つまり、フレーズを録音するのが「面倒くさい」場合。
せいぜい、疲れ果てた体で試すことができるのは2〜3パターンが限度でしょう。

それに比べて、もし一つのフレーズパターンを録音するのに、1分ほどしかかからないとしたら。
つまり、録音作業が「面倒くさくない」場合。
頭の中で思いつく限りのパターンを全て試してみて、その全てから最も気に入ったものを採用することができます。
面倒さを徹底的に軽減することによって、行動パターンが増え、
最終的には作品のクオリティーの向上にまで関わってくることになります。

僕は、作業をする際に徹底的に作業効率にこだわります。
ショートカットキーをできるだけ覚えるなんてのはあたりまえで、
目的にたどりつくための方法を何個も研究して頭の中にストックとして入れておき、
そのケースでの最良の道筋を選択できるようにしてます。
ここがアマチュアとプロの違いじゃないかとすら思います。

面倒さは、悪魔です。
こいつと戦うためには、日々意識をして、戦うための武器を磨き続けるべきだと思っています。

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