成功への選択肢

もう、芸事の世界や、ビジネスの世界では使い古されている感覚かもしれませんが、改めて最近思うので、あえて僕の言葉で書きます。


たとえば、ある町でAさんがビジネスを始めようと思ったとします。
何をやったら成功するかな…と考えに考え抜いて、事業1、事業2と、2つの事業が候補に上がったとします。
そして、Aさんは、事業1を選んで成功しました。

同じように、Aさんと同じ町でBさんがビジネスを始めようと思ったとします。
同じように、考えに考え抜いて、事業1、事業2と、2つの事業が候補に上がったとします。
そして、Bさんは、事業2を選んで失敗しました。


さて、この事実から一体何が言えるでしょうか。
おそらく、こう思ったのではないでしょうか。

「この町でビジネスを始めた場合、事業1を選ぶ成功し、事業2を選ぶ失敗した」と。

もちろんこれはこれで正しい場合もあります。
しかしこの結論づけが、全ての場合において正しいと言えるでしょうか?という話です。

上記の例は、見方を変えると、以下のように言える可能性があるのではないでしょうか。

「この町でビジネスを始めた場合、Aさんがやる成功し、Bさんがやる失敗した。」と。

つまり、そもそもAさんが優秀で、結局どちらの事業を始めていようが成功していたかもしれないということです。Bさんについて、逆もしかりです。
このケースでは、AさんとBさんどちらにおいても、どちらの事業を選ぶかは、大した問題ではなかったということになります。

…みたいに、考えることもできますね。
いや、意外とこの後者のパターンのほうが多かったりする気もします。


ある日、とある喫茶店でたまたま隣の席だった大学生に話しかけると、
地域創生についての研究をしている学生だということがわかりました。
彼は、全国の地域創生事業を片っ端から調べて、成功した地域とそうではない地域の共通点が何かというのを研究していました。
そして、その答えを聞いたところ、
「何をやっているのかと、成功しているかどうかはあまり相関性はなかったです。結局、成功の鍵は、その地域に、気合い入れてやってるいち個人がいるかどうかだということが分かりました」
とのことでした。


至極あたりまえのことなんですが、改めて最近「そりゃそうよねぇ」と思う機会が多かったので、とりあえずまとめときました。

成功への選択肢” への1件のフィードバック

  1. めちゃくちゃ共感します。
    ヒット商品作った母がインタビューで秘訣は何か?と聞かれ、朝から晩まで、命かけてやれば誰でもできると!と
    言っているのと同じですね。

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