「こだわり」vs「利便性」?

突然ですが、僕のiPhoneの待受はコレです。

http://bit.ly/33blLSR

pinterestから画像が消されるかもしれないので、一応言葉で説明しておきますと、
湘南乃風のSHOCK EYEさんの画像です。

ちなみに、僕は、湘南乃風さんの音楽は好きですが、アイドル的にSHOCK EYEさんが好きなわけでは有りません。
そんな僕がSHOCK EYEさんの画像を待ち受けにしている理由は、
SHOCK EYEさんが「歩くパワースポット」といわれるほどの運気の持ち主で、
待ち受けにすると良いことが起こると言われているらしいと聞いたからです。

以上です。


僕は、スマホの待受画像にこだわりも興味もありません。
本当に、心からなんでもいいです。
メインPCのMacの壁紙ですらOSのデフォルト画像ってくらいです。
なんでもよすぎて、一時期は真っ黒の画像にしてたくらいです。

そんなときに、先述のSHOCK EYEさんの件を耳にしました。
そして、待受画像に設定しました。

何人かの人に言われれました。
「そんな、オカルトみたいな話を信じるより、好きな画像にしたほうがよくない?」
それに対して、毎回説明してきたのが、以下のような考えです。

「まず、あなたは、好きな画像があるからそんな発想になるのでしょう。
もちろん、俺に好きな画像があるなら、その画像にしたほうがいい。
なぜなら、その方がメリットがあるから。毎日その画像をみて、気持ちいい気分になって、人生が楽しくなるから。
しかし残念ながら、俺にはない。ゼロ。
じゃあ、0.00000001でも、プラスになるかもしれないものにしておいた方が、総じてメリットがある。」

って感じです。言い回しなどは相手によって変えますが、だいたいこんな感じです。

もちろん、こだわりがあるものについては、好きなものにこだわったほうがいいです。
しかし、こだわりがないもの、つまり好き嫌いがないものについては、残されたパラメータは利便性しかないです。
判断基準が、「好き嫌い」と「メリット or デメリット」の2軸じゃなく、
「メリット or デメリット」の1軸だけで考えていいので、超楽です。


同じようなことが、ファッションにも言えます。

僕は、毎日ハットをかぶっています。
これも、こだわりがないから、利便性を追求した結果です。
・デザインを固定しておくと、毎日選ばなくていい
・頭髮をセットしなくていい
っていうメリットがあったので、決めました。
すると、思わぬ副産物がついてきました。

「遠くから見て樋口くんだと分かったから声をかけました」
「覚えやすい」

みたいなことを言われることが増えました。
確かに、金髪とハットは、遠くからでも目立つので、見つけやすいです。
そして、僕がいないところで僕の話をするときも、おそらくわかりやすいです。

これが、ファッションを固定してない人だと、表現するのに、
「えーっと、まず30代後半くらいで、ヒゲが生えてて、身長は、170くらいで、古着っぽい服を来てて、なんとなく俳優の○○に雰囲気が似てて…」
と、ここまで説明してもピンとこないときもあるでしょう。

僕の場合は、「エンジのハットの金髪メガネ」で、だいたい分かると思います。
「えんじのはっとのきんぱつめがね」という、たった15文字で分かります。
これは、どちらかというと便利だと思います。
一意性が高く、短い言葉で僕の見た目を表現できるのはデカいです。
見た目にこだわりがないので、便利な方がいいです。

SNSアイコンをバンバン変える人がいますよね。
もちろん、本人が好きなアイコンなんでいいんですが、
周りからすると、アイコンを変えられたら、その人が発言していると認識するまでに、0コンマ何秒か多くかかってしまいます。
世界全体にとって、その細かい遅延時間は無駄な損失です。


最後にくり返し、念を押していいますが、
「なんでもかんでも便利な方がいい」と言っているわけではないです。
利便性より、「好きかどうか」のほうを優先したほうが、人間らしくていいと思ってます。本当は。

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